「パイレーツ・オブ・カリビアン」を越えるエンターテインメント。
「マスター・アンド・コマンダー」に勝るアドベンチャー。
「タイタニック」に迫るラブストーリー。

帯の紹介文。
コレだけの前知識で読み始めマシタ。

想像するにハチャメチャ馬鹿バナシ。
だと思って読んでると、痛い目見マス。

だーんだん展開が思わぬ方へ。
グロくなってくるよ。

もっと天才タチの天才っぷり発揮で事件を解決して欲しかったデス。

それなりに楽しめて一気に読める作品。
ただ、下品なのがなぁ。
ちょっと苦手。
ハッキリ言って、読んでて気分のイイモノじゃナイデス。
怖くて怖くて、早く安心したくて、イッキに読んじゃいマシタ。
表紙の外人(フランク?)を見るのも怖い。

外国人から見た日本人。というか。

確かにコノ国はおかしい。
外国人は他に売るモノがナイから、生活のタメ家族のタメに体を売る。
女子高生はブランドが欲しいから、体を売る。
平気でソレを受け入れるオヤジ。
豊かな国なのに、過労死するサラリーマン。
豊かな国なのに、アチコチに居るホームレス。

でもねぇ。
だからって、殺されてイイ人なんて居ない。
殺してイイ人なんて居ないよ。
戦争なんてやめようよ。

共感出来る部分もたくさんあるけど。
なんだかなぁ。
極論すぎナイ?

テーマはともかく、とてつもなく怖い一冊。
始まりがちょっと「5分後の世界」っぽいデス。
ただアソコまでの緊張感はナイ。

だって、男の人タチが、パンツ一丁で走ってるんだもん(笑)

なんでパンツなの?
なんのタメに走ってるの??
捕まったらどうなっちゃうの???

ソノ辺判らナイまま物語りは進んで行きマス。

率直な感想は「銀河鉄道999」
なさそうでありそうな近未来。

普通のヒト、変なヒトとの出会い。
そして最高のインパクト。
のちのパートナー、犬のコンちゃんとの出会い。

コンちゃんがとにかく可愛いデス!
挿絵のコンちゃんが可愛い!!
困った顔でいっつも口開いてる(笑)
主人公とコンちゃんの、かみ合ってるのかナイのか判らないコミュニケーションがとっても面白い。

コンちゃんオンリーでもオススメ♪
くわすです!
Oスミさんに貸して貰った本。

「蛇神」はホラー。
「翼ある蛇」はサスペンスかな。 

邪教徒タチを巡ってのハナシ。
なので。

スッゴイ神話が出てくる。
一章まるまる神話のコトだったり。
天照大神がなんとかかんとか(←理解してナイ(笑))
読んでも読んでも神話続きのトキはどうしようかと思っちゃった。

それでも、面白いデス。

ワタシは続編の「翼ある蛇」の方が好き。
クライマックスでの衝撃の新事実にはトリハダ。
そしてホロリと泣いちゃう(←また電車の中で)

なんだか続きがありそうな終わり方じゃナイ?
アノ人とコノ人とソノ人vsアイツとコイツと邪教徒タチ。みたいな。
やんやんやん、是非読みたいよぅ!

なんて思ってたら、スデに続編が2冊(完結)出てるみたいデス。
コレ書き終えたら古本屋にゴーだよ(笑)
んでOスミさんにも貸してあげよっと。
「複製症候群」西澤 保彦 講談社

悩み・恋多き高校生タチ。
アル日突然空から降ってきた虹色の壁に閉じ込められる。
なんとソノ壁に触れると、クローンどころか記憶までもコピーされたもう一人の自分が産まれくるのデス。
もちろんお互いに自分コソが自分だと思ってて。
そんな日常じゃナイ状況のなか、他殺死体まで発見されちゃったりして・・・。

てな内容のSFミステリー。

ワタシはよく思いマス。
もう一人自分がいればイイナって。
そしたら交代で仕事に行ったり。
もしくは、お互い職を持って2倍稼ぐか。

もう一つの理由が、自分の人生、結局自分で考えるしかナイでしょ。
でもダレかに頼りたくて。
でも自分を一番に心配出来るのは自分だけで。
だからワタシのコトを一緒に考えてくれるワタシがソバに居ればイイナと(ややこしい)
そんなヨワヨワなコトをよく考えるのだけど。

コノ本を読んで、自分とは別の個体がソコに居るってコトは。
もうソレは自分じゃナイんだってコトに気付きマシタ。
当たり前なんだけど。

ま、実際あり得ナイからどうでもヨイね。

んでコノ本面白いデス。
西澤保彦は設定は面白いんだけど理屈っぽいトコが嫌なのね。
もうコノ本を最後に読むのやめようと思ってたんだけど。
「ちょっとぉ」って思う展開もあるんだけど。
ソレ以上に心理的なトコにとても共感出来る。
面白かったデス。
次どうすっかな〜もう。

どんな人でも状況次第でどうにでもなっちゃうのカモね。

最後のセリフには胸が熱くなりマス。
「5分後の世界」「青の炎」もそうだけど。
こういう投げっぱなしなカンジの終わり方好き。

「天使の囀り」

2003年9月10日 読書
後半一気に読んじゃった。

ホラーデス。
グロ。
血がドバーっとでるグログロでナクて。
生理的嫌悪モノ。
とりあえず、大好きケンタッキーが美味しく食べれなかった(涙)

「ウアカリ」とか「線虫」とか。
ネット検索してみたいけど。
よりリアリティが増して気持ち悪くなりそうで、やっちゃダメな気がスル。
全ては自分のちゃっちぃ想像力ドメにしておかなくてわ。

想像力貧困だから、許容を超えたグロ絵は浮かばナイの(笑)

貴志祐介は面白いデス。
「青の炎」とか「黒い家」とか。
読み終えた後に余韻が残ると言うか。
オモシロイ。
「ママ・アイラブユー」
「パパ・ユーアクレイジー」

ウィリアム・サローヤン。
訳:岸田今日子 伊丹十三。

ハッキリ言って翻訳モノは苦手デス。
でも「ママ」の方は読みやすい。
「パパ」の方は・・・。
後半は読み飛ばしちゃったりしちゃったり(笑)

親が子供をちゃんと一人の人格として扱ってるのが良いな。
ていうか9歳の子供よりも子供っぽい大人タチ。
もちろん主人公の女の子も可愛いんだけど、ママが特に可愛い!!
チャーミングなのだよ。

とりあえず将来子供が出来たら、ワタシのコトを「ママ・ガール」と呼ばせるコトに決定。
オオスミさんに借りた本を読んで過ごす。

「奇憶」 小林泰三

この主人公が本当にダメ人間。
ホントにホントにどうしようもなくダメなヤツ。

しかし!

その心理がとってもよく判るんだよ。
そのダメ思考は普段のワタシの思考なんだよ。

なにもかもが中途半端で。
すぐに楽な方へ流される。
いつも自分にさえ言い訳ばっかりで。

まさにワタシのコトを言い当てられているようだ。
ヘコんだ(笑)

コノ本を自分でも一冊買って、ダメそうなトキに読み返そうかしらん。
「こんなんなっちゃうゾ」って戒め。
「リング」

オモシロイ!
というよりも、面白くナイところがナイ!!!

あっと、本を読みました。

ブックオフにて100円。
100円でこんなに楽しめるとわ。
まだどんな話か知らないという人、是非オススメ。
(↑いるのかしらん?)

ただワタシ。

最後の最後の謎の部分。
おまじないが何なのかだけは知ってたんだよねぇ。
コレ知らなかったらもっと楽しめたんだろうな。

でも知っててもドキドキした。

クライマックスなのに主人公がどんどんトンチンカンな方へ推理し始めたりとか。

その後じんわりし。

そしておまじないが判明したトキにはゾックリしたよ。

いや、オモシロイ!
これから「らせん」に取り掛かりマス。
えっと、私、新井素子が好きなんです。
中学生の頃から、ずっと、読み続けているんです。

読書をする余裕・・・なんてものが、最近ようやく生まれてきた生活。

・・・新井素子調挫折(笑)

新刊情報とかナイかなぁとネットを彷徨い。

ありました!
なんと9月に出ていたらしい。

しまった!知らなかった!!
でも9月なんてイッパイイッパイの時期。
知らなくて良かったデス。

早速購入。
これから読み進めていきマス。楽しみ♪

ちなみにタイトルは「素子の読書あらかると」からの一節。
(誰にも気づいて貰えないけど(笑)、何度か本のタイトルが日記のタイトルになっていたんだよぉ)

ワタシの(たぶん)生涯で1番の愛読書は。
「ひとめあなたに」
コレ読んで新井素子にハマったのよ〜。

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