残業中。
奥さんから電話がかかってきます。
「事情を説明するのは難しい、とにかく早く帰ってきて」

帰ってみてびっくり。
庭に転がっているのは幼い女の子の死体。
犯人は…おそらく中学生の息子。
こうなってしまった以上、いまやらなきゃいけないのは警察に電話をすること。だよね。

だけど。

奥さんは「あの子の将来はどうなってしまうの!?」(なんの罪もない女の子の命を奪っておいて!)と主張。
さてこの家族の行く末は???

というハナシ。

★★☆。

「となり町戦争」いらい三崎亜記を何冊か読んだけど、やっぱりSFは疲れる。
で、東野圭吾は読みやすい。
けど、けっこう当たり外れがある。

殺されてしまった女の子とその家族を思って胸が痛み。
殺してしまった中学生男子とその家族を思って怖くなり。
そして高齢化した親の介護の問題。

ワタシの人生にもこれから起こりうるかもしれないよね。
面倒なことから目をそむけてばかりじゃいけない。
ワタシもそむけがちだ。

過干渉・過保護な親にだけはなりたくない。とは思うものの。
こにゃこがどんな子に育つのか・自分がどんな親になっていくのか。
まだまだよく分かりません。

可もなく不可もなく。
さらっとさくっと読みやすかったです。
でも大ドンデン返しは無理があると思う…。

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