旦那殿の休みに合わせて、陣痛促進剤を使用することになりました。

7月5日(木)
朝10時から待機室にて促進剤点滴開始。
左腕に点滴。
右側にモニターをつけられ自由が利かず鬱陶しいんだけど。

11時ごろから薬が効いてきたらしい。
2・3分おきにお腹の奥からジワジワと腰に伝わる痛み。
それまでのんきに携帯ゲームなんてやってたけど、ちょっと集中できないくらい。
陣痛=生理痛の重いの。なるほどその通りです。

助産師さんに「なるべくご飯は食べたほうがいいですよ」なんて言われて、お昼ご飯を食べる。
食べてるあいだに旦那殿到着。
ご飯完食。まだまだ余裕。

ここから痛みで時間の感覚がなくなりました。
とりあえず点滴を一本追加し、2回ばかり吐いて朦朧としたまま旦那殿とはお別れ。
(けっきょくこの後産むまで何も食べられず)

19時。お産は進まず今日はこれで打ち切り。
でも薬がきれるまでずっと痛かった、また明日同じことするのかぁ…。

7月6日(金)
薬がきれて夜は痛みから解放され眠れました。
けど、早朝から5分おきくらいでまた痛みが。
ひとりで耐えて耐えて、やっと診察してくれた先生の言葉は「まだ痛みが足りないね」

11時。あえなくまた点滴・モニターの刑となりました。
前日と同じ、重い生理痛に耐えること数時間(またまた時間の感覚がありません)これまでとは違う別の感覚が。

おしりが痛い?というか、子宮が赤ちゃんを押し出そうとしてるらしい???
とにかく勝手に力が入っちゃう。

ここからが地獄。ここからが陣痛の本番でした。
先生の「痛みが足りない」の言葉に、なるほどなっとく。
出したい!出そうになるのをグググっと堪えなきゃいけない。
もちろんお腹も腰も痛い。
いきみ逃しが本当・本当・本当の本当につらかったです。

いきみがきてるのに、子宮口の開きはまだまだ3cm。
肩に子宮口を開く注射を打たれて(もっと早く打ってくれよ)、ふたたびいきみを逃がすこと数時間(もしくは数十分?)
やっと子宮口も全開となり「いよいよ!」と思ったら、今度は「自然に破水するまで待ちましょう」なんて言われて。

もう無理です。
もうこれ以上は耐えられません。
もう限界です。
もう赤ちゃん産めません。

弱気も最高潮に達したころ、突然助産師さんからいきみOKサインが出ました。

でもここ待機室だよ。
ここで産んでいいの?
よくわからないけど…考えてる余裕はない!

すーはーすーはー、陣痛の波にのって「んんんんんー」

3回ほどいきんでみるものの全然出る気配なし。
まさかここからまた長丁場!?もうヤダヤダ早く楽にしてよー。

4回目。丸いものが下りてきた感じがする。
5回目。ワタシ以外のその場にいた人たち騒然。
「頭が見えてる!」「分娩台に移動しなきゃ!」「もういきまないで少し我慢して!」

もう頭が出てる(らしい)のに徒歩で移動させらるワタシ。
(助産師さんたちは、初産だからまだまだ時間がかかると思ってたらしい)
起き上がるのもツライのに、自分で分娩台にあがって。
みんながバタバタと準備するのを眺めながら、いきみ逃し…できるわけないじゃん!

逃したつもりだったんだけど、そのままズルズルと産んでしまいました。

産まれてきた我が子を初めて見た感想。
本当に赤ちゃんが入ってたんだー。

その後はやっと苦しみから解放されたと思ったのに、股が痛くて。
早くなんとかしてくれよーとイライラしたのを覚えてます(笑)

テレビなんかで出産シーンが壮絶だったりするけど。
産むのはなんともなかったな。
それよりもいきみ逃しがしんどかったです。
しばらくは経験したくありません。

コメント

ねーこ
ハイジ
2007年7月18日8:35

お疲れさま♪

にゃ
にゃ
2007年7月19日16:05

ホント大変でした〜。
でも今の可愛い我が子との生活…頑張ってよかったです。

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