「震度0」 横山秀夫 を読むナリ。
2006年1月23日 読書
ある朝。
N県警幹部の1人、人望厚く誰からも信頼されていた不破さんが失踪してしまう。
なにやら事件に巻き込まれたのか、はたまた自分から姿を消したのか・・・。
今この瞬間、不破さんの命が危険に晒されているかもしれないってのに。
残りの幹部6人は、保身だかとか出世だとか誇りだとか天下りポストだとか。
手を取り合って事件を解決すればいいものを、全員が「他者を出抜いてやろう」としか考えてなくって、てんでバラバラに調査を始める。
おまけに官舎(社宅みたいなもの?)では、それぞれの奥さんが女の情報合戦バトルを繰り広げていたり。
このバラバラな情報が、話が進むにつれ一つに繋がって行くのが爽快です。
そして真実が明かになったとき、6人が下す決断とは???
というハナシ。
最初に人物紹介なんてあって。
官舎とか県警庁舎の見取り図まであって、んーややこしそう。
だって警察組織のことなんて全然判らないんだもん(読み終えた今でもあまり理解してないけど)
でも読んでるうちにちゃんと判ってくるから大丈夫。
そしてラストでやられました。
ワタシにとってラストの一文ってかなり重要。
これによって「面白かった」が「すごく良かった!」に大変身しちゃうくらい。
今回の「震度0」は・・・合格です!
心がググッと掴まれました。
いやー面白かった。
すごく良かったなー。
何度も何度も繰り返し読んだ、この一文。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
再度、部長会議を−。
もし他の誰かがそう進言しているのだとしたら、N県警はこの「激震」からも立ち直れるに違いないと堀川は思った。
N県警幹部の1人、人望厚く誰からも信頼されていた不破さんが失踪してしまう。
なにやら事件に巻き込まれたのか、はたまた自分から姿を消したのか・・・。
今この瞬間、不破さんの命が危険に晒されているかもしれないってのに。
残りの幹部6人は、保身だかとか出世だとか誇りだとか天下りポストだとか。
手を取り合って事件を解決すればいいものを、全員が「他者を出抜いてやろう」としか考えてなくって、てんでバラバラに調査を始める。
おまけに官舎(社宅みたいなもの?)では、それぞれの奥さんが女の情報合戦バトルを繰り広げていたり。
このバラバラな情報が、話が進むにつれ一つに繋がって行くのが爽快です。
そして真実が明かになったとき、6人が下す決断とは???
というハナシ。
最初に人物紹介なんてあって。
官舎とか県警庁舎の見取り図まであって、んーややこしそう。
だって警察組織のことなんて全然判らないんだもん(読み終えた今でもあまり理解してないけど)
でも読んでるうちにちゃんと判ってくるから大丈夫。
そしてラストでやられました。
ワタシにとってラストの一文ってかなり重要。
これによって「面白かった」が「すごく良かった!」に大変身しちゃうくらい。
今回の「震度0」は・・・合格です!
心がググッと掴まれました。
いやー面白かった。
すごく良かったなー。
何度も何度も繰り返し読んだ、この一文。
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再度、部長会議を−。
もし他の誰かがそう進言しているのだとしたら、N県警はこの「激震」からも立ち直れるに違いないと堀川は思った。
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